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「近代筑紫野のにぎわい」展

秋の企画展では、鉄道・生糸・観光の視点から近代の筑紫野がにぎわった様子を紹介します。

明治22年、九州の地に初めて鉄道が開業し、二日市や原田にも停車場がつくられました。

九州内陸部まで線路はつながり、人々や貨物を運ぶ手段の要となりました。

また大正3年には、長野県の山十製糸が二日市の工場を設立したことで、

機械による製糸業が始りました。主要な輸出品であった生糸の生産数は福岡県有数となったようです。

さらに、鉄道とあいまって、武蔵温泉(現二日市温泉)が観光開発に力を入れ、多くの温泉宿が軒を連ねました。

これらのにぎわいは、現代までの街づくりの一端を担い、大きな影響を与えてきたといえるのではないでしょうか。

近代筑紫野の姿を是非ご覧ください。

  〇会期 9月30日(土)~12月17日(日) ※月曜日休館

  〇場所 歴史博物館企画展示室

  〇問い合わせ先 歴史博物館 電話(922)1911

秋の企画展の理解を深めるため、企画展関連講座を開催します。

今回は、当展示会の企画者による、

題して「近代筑紫野のにぎわいー九州鉄道の開通と山十組二日市製糸場ー」

秋の企画展の主要テーマに沿って、筑紫野の地がどのようなにぎわいをみせ、

街づくりが行われてきたのか紹介します。

  〇日時 10月7日(土) 13時30分~15時30分(13時受付開始)

  〇講師 小鹿野 亮(歴史博物館職員)

  〇場所 歴史博物館2階研修室

  〇定員 70人

  〇申込開始 9月22日(金)9時から

  〇申込方法 電話または博物館窓口にて

  〇申し込み・問い合わせ先 歴史博物館 電話(922)1911

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